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春のオープンアトリエ 2017|記録片| / 大槻香奈

¥3,500(税抜)

大槻香奈

1984年生まれ。京都府出身、東京在住の美術作家。嵯峨美術大学客員准教授。2007年より活動を開始。月に約一度のペースで、国内外問わず、様々な場所で展覧会を開催している。主にアクリル絵の具を使用した平面作品を中心に、少女・蛹・家など、自身の興味の対象である「から」(空・殻)、空虚さを感じるモチーフを通して、現代日本の情景を捉えようとしている。書籍の装画やCDジャケット等にも作品を提供するなど、イラストレーターとしても活躍の場を広げている。http://ohtsuki.rillfu.com/

review

記録「編」ではなく「片」と題され、様々な角度でイメージの断片を切り取りまとめられた「春のオープンアトリエ 2017|記録片|大槻香奈」。REVIEWでは、ondo online storeでの取り扱いが開始された「記録編2017」の内容や構成、そこにこめられた思いなどを少し詳しくご紹介していきます。


オープンアトリエの空気感が詰まったボックスセット

大槻さんと参加者とのコミュニケーションにより形作られていくオープンアトリエの空気感に合わせて、記録片はカタログとして一冊にまとめず、小冊子やカードセットなど各内容に合わたデザインになっています。そして、それらは展示の記憶を保存するタイムカプセルのように一つのボックスに納められています。


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記録片はその時の展示に合わせたセクションに分かれており、2016年と2017年では構成自体にも違いがあります。箱を開けて一番上にあるシートに2017年版のセクション(構成)が記されています。本で言う所の目次にあたる役割です。


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スリーブに納められたカードセットは、大槻さん自身が「写ルンです」で撮影した写真が印刷されています。今回の記録片は作品の制作過程を見せる流れから、オープンアトリエ自体(その場所で起きている事)を多面的に捉えた切り口になっていて、新たに作家自身の視点が加わっています。カードの表面にはニスが引かれ、プリント写真のような質感です。


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期間中にアトリエ内で完成した作品は全部で24点あり、その一部をセレクトした作品図版の12枚組カードセットです。


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テキストの記録として、制作日記を複製した小冊子もついています。大槻さんの作家活動において言語表現も大切な役割をになっています。


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ライナーノーツには展示風景、作品リストなどの概要的な情報がまとめられています。また、展示終了後のあとがきも記載されています。明るい黄色の糸で綴じられた冊子になります。


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展示期間中の大槻さんのtwiiterでのつぶやきをまとめた小冊子もついています。時間軸が刻まれた言葉の集まりがオープンアトリエの記録を補完する役割になっています。こちらは鮮やかなピンクの糸で製本されています。



記録片ができるまで—ondoだからできること

ご紹介したように記録片は展示と共に内容が更新されていく作り方になっています。これは2016年のオープンアトリエで展示に足を運んでくれた方々へのノベルティとして企画され、それならば、グッズではなく展示内容をアーカイブしたものにしようとなったのが始まりです。作家とのコミュニケーションを大切に、時に展示だけにとどまらずプロダクトへ展開する—そこにはondoの特徴である、作家とギャラリー、そしてデザイン会社の連携が背景にあります。ondoはデザイン会社G_GRAPHICS INC.が運営するギャラリーだからこそ、社会に丁寧な発信を心がけ、告知物やプロダクトなどのアウトプットを大切にしています。


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オープンアトリエ2017の搬入時、作業を中断して大槻さんと熱心に今後の活動について話しているondo/G_GRAPHICS INC.代表の池田。作家とのコミュニケーションの中から、問題意識や方向性を共有していきます。


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デザイナーが制作した展示終盤時の記録片試作品。この時点でも完成形と少し違う部分が見受けられます。最後まで内容の検証や更新ができるのはギャラリーとデザイン事務所の連携があるからです。

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